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サーブレットの骨組み





サーブレットはJavaの文法でソースを書くのですが、基本的な骨組みはやや独特ですのでここで解説します。

package パッケージ名;

import java.io.*;
import javax.servlet.*;
import javax.servlet.http.*;

public class クラス名 extends HttpServlet {

public void doXxx(HttpServletRequest request,HttpServletResponse response)
throws ServletException,IOException {

処理

}
}


上の文はほぼ定型だといっていいと思います。

パッケージ(アプリケーション)名は、ここではすべて「siroto」です。その後、サーブレットで必須の3つの外部クラスのインポートをします。

main()メソッドは記述しません(参照)。

サーブレットのクラスは、すべてHttpServletクラスを継承します(extends HttpServlet)。javax.http.servlet.HttpServletクラスは、サーブレットクラスの基本的な機能(クライアントからの要求受信・応答送信・処理振り分けなど)を備えたクラスです。われわれは、HttpServletクラスで提供されるクライアント-サーバ間の通信機能を利用して多彩なアプリケーションを開発することができるのです。

そしてサーブレットのクラスにおいて必ず使うのが、doXxx()というメソッドです。「Xxx」の部分がいろいろ変わるのですが、doGet()とdoPost()がよく使うメソッドです。このメソッドにおいて、サーブレットで処理することを記述することになります。

ブラウザはサーバに対してさまざまなリクエストをします。これをリクエストメソッドといい、GETやPOSTなどがあります。このリクエストメソッドがGETの場合のサーブレットのメソッドがdoGet()であり、POSTの場合のサーブレットのメソッドがdoPost()です。

すべてのdoXxxメソッドは、引数としてHttpServletRequestとHttpServletResponseオブジェクトとを受け取ります。これらの仮引数の名前に決まりがあるわけではありませんが、おおかたrequestとresponseです。それぞれJSPにおける暗黙オブジェクトrequest、responseに該当するものです。

サーブレットの開発においては、通常doGet()とdoPost()のいずれか、あるいは両方をオーバーライドして実装します。
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